持つべきものは朋

オンライン英会話の会社でスクール事業を立上。「学校教育で英語が話せるように」を当たり前にすべく日々奮闘中。

小さくても「人」が集まる会社 by 西川幸孝

読んでいて耳が痛いことが多かった。

企業が「目指す顧客価値」を実現させていくためには、「有能な人材」ではなく「有益な人材」が必要となる。
有益な人材=求める人材像は企業によって異なり、求める人材像によって人事制度が変わってくる。
つまり、人材を採用し、育成し、配置し、評価する仕組みは「目指す顧客価値」がベースとなる。

企業が「目指す顧客価値」とは、経営理念と大きく関連している。

企業としてどうなりたいのか(ビジョン)、何を大事にするのか(バリュー)、
「目指す顧客価値」とは自社にとって何なのか、企業として他社との違いを生み出すポイントはどこか?

人材を集めるためには「目指す顧客価値」を明確にした上で外部とのコミュニケーションを
積極的に行うことで自社のプレゼンスを高めることが求められる。

そして、採用プロセスの中でコミュニケーションを率直に行っていくことで、
ミスマッチが減り、結果的に「有益な人材」として活躍してくれる確率が増していく。


では、ビジョンやバリューを持っている企業は、具体的に何をすべきか?

それは、「成長戦略のテーマを選ぶ」ということだ。
つまり、ビジョンにたどり着くために自社として何がなされるべきかをとことん突き詰め、
実現させていくプロセスである。

本の中で取り上げられている本多プラス株式会社についても、
自分たちの会社のDNAを大事にしながらも「付加価値の高い、新しい『形』を届ける」
ということを成長戦略のテーマとして選び、それにあった人材投資を重視した。

その結果、企業としてマーケットの変化をとらえながら成長を続けることができている。


今、自分の立場で言えば成長戦略のテーマを「選ぶ」というよりも「創る」の方がしっくりくる。
成長戦略の選択肢となりうるものをどれだけ芽生えさせることができるか、
そのための種まきをたくさんしていくというイメージだ。

開拓されていない土地を耕し、土壌を整え、種をまく。
数年先に自社の事業の軸となりうる姿をイメージしながら育てていく。

やがてそれが成長していけば、成長戦略のテーマの1つとして選択肢に入る。
そんな仕事に携われているということが、自分にとって何よりもありがたい。